やさしいて
3歳のお子さんのママからリクエストいただきました。
「優しくさわる」ことを教えてあげたいとのこと。
加減を教えるのって難しいですよね。
『こうすると、こうなる』っていう予測や、
『こうすれば、相手がどう感じる』という気持ちの部分、
それが良い事なのか悪い事なのかなど、
伝えてあげたいことばかり…
これを全て理解するのは自閉症の子(発達障害)には特に難しい…
でも、諦めることはありません。
視覚的に覚えること、マッチング、繰り返しのフレーズなど、
得意なこと好きなことを要素に加えれば、簡単にできたりするのですよ(*^_^*)
今回は、「やさしいて」の絵本の中で、
『ふわり』『ちょん ちょん』『とーん とん』など
擬態語を使い、耳に残るようにしました。
絵本を読みながら、手の見本を一緒にしてみたり、
公園に行ったときに、「ちょん ちょん」とお花を触ってみたり、
「これは柔らかいから、ふわりだよ」と他の物を持ってみたりしてください。
できたらね、「できた」とか「だいせいこう」とか、いつも同じように褒めてみてください。
その言葉を聞きたいから、優しく触ろうとすると思います。
言葉じゃなくても、優しくできた手を、絵本の最後のページのように、
ママの手で包んであげて下さいね。
繰り返し読んであげることで、どんどん身近になってきますから、
焦らず、まず楽しみながら絵本を読んであげて下さいね。